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二十四節気と季節感

 二十四節気の名称は、古代中国で発明された当時のものがほぼそのまま使われています。季節感は当時の文明の中心であった黄河の中・下流域の気候を反映してます。日本よりも寒冷で大陸的な気候の地で生まれたものであるため、日本の気候とは一部ずれがあり、批判的に捉えられたりして、太陰太陽暦いわゆる旧暦を批判する具にされたりしています。たとえば、気象情報などで、立秋の日に「暦の上では秋です」などという場合があり、そこにはあきらかに「まだ暑いのに・・・」という非難がましい語感がこめられています。たしかに8月7、8日頃の立秋を考えれば「秋はないだろう」ということも頷けます。しかも、昨今問題になっている異常気象のお陰で、特に7〜8月ごろの暑さは際だっているので、恨みがましく「なにが立秋だ」という気分になるのももっともなことです。さらに、日本は北から南へ細長いために沖縄と北海道ではたいぶ気候が異なります。当然四季の長さもことなります。

  秋きぬと目には清かに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる(古今和歌集 藤原敏行)

 これは、立秋を詠ったものとして有名ですが、ここには、日本人の繊細な季節感、いわゆる季節の兆しを敏感に感じとる感性を読みとれないでしょうか。
 北半球ではもっとも太陽の高度がきつくなり、昼の長さが最も長くなる夏至(6月21、22日頃)も過ぎ、秋分に向かう中日、着実に太陽の照射角は小さくなっているわけで、ここに立秋をおくことは暦学上道理に叶った考え方といえると思います。実際の気温は太陽が南中にある時より、やや傾きかけた午後2時頃のほうが高くなることがあるように、実際の暑さは立秋の頃がピークを迎えるわけですが、考えようによっては、「ここがピークですよ」と言われているわけで、あとは、「秋の兆しであるとか、気配を感じ取ってください」ということです。

 また、太陰太陽暦を日本の文化に取り入れた日本人は、

  暑さ寒さも彼岸まで

といって、雑節などを取り入れてこれらの気候のズレを調整する能力も育んできました。
※彼岸=春分、秋分の日を中日としてその前後7日間をいう。もともとは仏教用語で、此岸の対語。

 因みに二十四節気の名称の由来を種類別に分けると以下のようになります。

 天象と暦学上の季節区分 - 春分・夏至・秋分・冬至(二至二分)
 暦学上の季節区分- 立春・立夏・立秋・立冬(四立)
 気温による区分 - 小暑・大暑・処暑・小寒・大寒
 気象による区分 - 雨水・白露・寒露・霜降・小雪・大雪
 物候による区分 - 啓蟄・清明・小満
 農事 による区分 - 穀雨・芒種
(「ウィキペディア」より)
 ただ、忘れてならないのが、二十四節気とは太陽暦(太陽と地球の位置関係)に準拠するもので、月暦、いわゆる旧暦の弱点である四季のズレを調整するために編み出されたもので、太陰太陽暦は月と太陽を巧みに取り入れた暦ともいえるわけで、これをもって旧暦批判をするのはお門違いということになります。






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