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・「ぞめき」とは
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阿波踊り系
 ぞめき
 阿波よしこの
 吉野川
 祖谷の粉ひき唄
 阿波の麦打ち唄
さくら/東京音頭
童謡系
 お猿の籠屋
 ずいずいずっころばし

ふるさと祭東京2010.1.11(東京ドーム)

阿波踊りについて

 一徳島の伝統芸能である阿波踊りですが、今や北は北海道から南は九州まで、各地で阿波おどりまつりが開かれる盛況ぶり。関東地方でも、東京の高円寺を中心に地域活性に大きな実績を残してきました。
 人気の秘密はどこにあるのでしょうか。
「手をあげて、足を運べば阿波踊り」ということばどおり、その気軽さ、参加しやすさにあるのではないか、とは誰もが認めるところです。
 このように気軽さや誰でも踊れる阿波踊りですが、究めていけばこれほど難しいものはない、と感じる人も多く、この懐の広さと奥深さが、全国区の踊りに押し上げたのではないかと思います。

 阿波踊りの原型は「ぞめき踊り(精霊踊りや盆踊りなどもこれに属する)」にあったとする説、天正14(1586)年、蜂須賀家政が徳島城竣工の際、そのお祝いに踊ったことがその発祥であるとの説が有力ですが、その起源は定かでありません。下図(鈴木芙蓉筆「阿波踊り絵図」/個人蔵・1798年?)は、残された絵図としては最古のものだそうですが、その特徴は風流傘の下で歌い手と三味線を弾く人が鳴物方を担当し、それに合わせて数人が輪になって踊っています(下図=鈴木芙蓉筆「阿波踊り絵図」/個人蔵・1798年?)。踊り子の頭に注目すると、揃いの頭巾をつけていて、そこには祖霊を迎えるための姿の一端が表現されています。
 その後、「組踊り」「盆踊り」、畿内で流行した「風流踊り」などと融合しつつ、江戸後期、爆発的に流行した「ええじゃないか」や「おかげまいり」などの影響も受け今日の阿波踊りが形作られてきたと思われています。阿波踊りの形成に関しての歴史は、地元徳島の阿波踊りのホームページ、徳島新聞や阿波銀行などに掲載されているの参照してください。

「ぞめき」とは

 「ぞめき」とは騒がしいなどの意味があり、派手で賑やかな踊りを総称して「ぞめき踊り」と呼んでいたようで、広くは昔盆踊りなどもぞめきと呼ばれていたようです。今では「ぞめき」といえば阿波踊りの代名詞といっても過言ではないでしょう。
 一般的には阿波踊り全般を「ぞめき」と呼び、その鳴り物を「ぞめき囃子」と呼んでいるようです。

※盆踊りは古の「歌垣」が変化したもので、一つは儀式としての踏歌(奈良時代から平安時代. にかけて宮中で演奏された歌曲つきの舞踏)に、さらには舞楽(中央アジアより伝来し、奈良時代には朝廷の式楽となり、寺社の法会などの際には盛んに舞われていた)にも影響を与え、宗教的な意味あいが加わり盆踊りとなったといわれています。いつ頃から民間の間で広く踊られるようになったか明らかではありませんが室町時代の末期頃ではないかとする説が有力だとか・・・。

阿波踊りを踊るには

 阿波踊りに参加するには、「連」というグループに参加するところから始まります。
「連」には、徳島や東京高円寺の協会などに所属する「有名連」、商店街や地域コミュニティなどが主催する「連」、企業・団体などが主催する「企業連」や「職場連」、大学などの「学生連」、ほかにも同好会的な「連」などがあります。
 しかし、初めて踊る方にとって、どの連に参加するかは難しい選択肢です。
 というのも、「これが阿波踊りです」という決まりがあるわけではないからです。連が違えば踊りも異なるのが普通だからです。
 また、それぞれの連が目指すものの違いもあります。大きく分ければ
  ・楽しく踊ることを目的に比較的自由に踊る連
  ・楽しく踊るだけでなく魅せる踊りも目指し、踊りの質を高めるために相当の努力を重ねている連
 さらにどのような踊りを目指すかも、その連の特徴を示すもので案外重要な選択肢です。
  ・組踊り(フォーメーション)を主体とし、踊り方を揃える連
  ・組踊りをせず、個性を活かした自由な踊りを重視する連
 踊りの型も地をはうように踊ったり、力強く踊ったり、リズムの取り方も微妙に違ったりと様々ですが、いずれにしても「踊る阿呆」とあるように、楽しくなければならないのが阿波踊りです。
 また、踊りには流行り廃りもあります。
 地域や職域に身近な連があれば、一度見学に参加するか、各地で催されている「阿波踊り祭」を観て自分の好きな踊りを見つけることもひとつの方法です。

飯田橋・神楽坂界隈の地元連

かぐら連
ご存知、神楽坂商店街が主催する神楽坂阿波踊り最大規模の連。
毎年4月頃から大々的にスポット参加を呼びかけ、本番では総勢300名に及ぶ踊り子たちが神楽坂を踊ります。
いよいよ夏本番、神楽坂阿波踊りに向けて準備を開始しています。2011年は7月22日(金)、23日(土)開催されます。

最近では姉妹連の高円寺・天狗連、練馬・中村橋新連との連繋を深め、高円寺阿波踊り、中村橋阿波踊りなどにも積極的に参加しています。また、独自に新宿区内のお祭りにも参加する機会が増え、通年稽古(原則土曜日)にも力を入れています。

神楽坂みずき連:
2007年から神楽坂阿波踊りまつりにエントリー。

つつじ連(新宿区役所)
1988年、当時の箪笥町特別出張所長だった『楠見惠子』氏の声掛けで発足。『神楽坂まつり』の実行委員会から「区役所の職員も祭りに参加して欲しい」という、町の人たちの声に楠見会長が賛同し発足。


だむだん連
何でもありの楽しい阿波踊り。奇抜な出で立ちで観衆を沸かせてきたユニークな連。


なにがし連
2010年神楽坂阿波踊りでデビューした新しい連。

ぷろだくしょんバオパブ連:
動画制作を中心に芸能プロダクションとして活躍する株式会社ぷろだくしょんバオバブが運営する阿波踊りグループ。


北の御門連
千代田区の活性化事業の一環として、2002年富士見地区連合町会が中心となって発足した「阿波踊り」と「かっぽれ」からなる連。「千代田区さくら祭り」をメインに靖国神社の「みたままつり」、2007年からは神楽坂まつりにエントリー。

さらに、2011年から千代田区の「芸能のつどい」にもエントリーし活動の幅を広げている。

ほうずき+パレアナ連:

厚生年金病院連:
東京厚生年金病院の職員が中心となって活躍する阿波踊りグループ。


新宿白衣連
新宿の医師会が中心になって結成された連。ドクターに看護師さん、薬剤関係の方々によって構成しています。女踊りは無く、現在のところ男女とも法被踊り。2009年から神楽坂まつりにエントリー。

牛込郵便局連:
牛込郵便局の職員が中心となって活躍する連。


あずさ鑑査連:

ボーイスカウト連:
ボーイスカウト新宿17団の地域参加の一環として神楽坂まつりにエントリー

デンマーク・イン新宿輝寿連:
介護老人保健施設「デンマークイン新宿」の職員が中心となって設立した連。


阿波踊りのリンク




徳島の天水連の正調阿波踊りの紹介から鳴り物の基本まで、役立つ情報満載。

阿波踊り体操

徳島県の保健所が考案した阿波踊り体操。健康体操として人気があり、阿波踊りの稽古前のストレッチにも最適。連によって踊り方が多少違いますが、身体の動かし方など参考になります。



阿波魂ドットコムなど阿波踊り情報満載。

阿波踊りインターネットLIVE中継

有名連のビデオを視聴することができます。DVDの販売も・・・

ブログ版「からだで感じる」阿波踊り

全国で開かれる大小の阿波踊りの開催日程がわかります。多くの方々が、それぞれの阿波踊りの感想などをブログという形で紹介している。

徳島郷土料理「阿波おどり」

東京銀座に阿波踊りスポットが誕生(郷土料理のエイチワイシステム)。「踊る阿呆に食う阿呆」を標語に毎日19時、21時にショータイム。高円寺も全面バックアップ。


主な阿波踊りまつり



徳島阿波踊り

まさしく本場阿波踊りのメッカ。県内にはほかにも多くの都市で開かれています。左は徳島県観光協会が運営するサイト。毎年8月12日〜15日の四日間開催されます(前夜祭は11日・ステージのみ)。

鳴門市阿波踊り

徳島で口火を切るのは鳴門市阿波踊り。毎年8月9日〜11日、鳴門市は熱気に包まれます。

高円寺阿波踊りは8月の最終土日(ふれ踊りは金曜日)に開催され、観客動員100万人を越える東日本を代表する祭のひとつに成長。本場徳島に追いつけ追い越せとの気概がうかがえます。

南越谷阿波踊り

本場徳島、高円寺に並んで日本三大阿波踊りのひとつに数えられる阿波踊りまつり。毎回本場徳島から多くの連が招待連として参加しています。

神楽坂阿波踊り

7月の第4金・土に開催される東京で最初に開かれる阿波踊りまつり。交通至便の都心ということもあって、毎年盛大になってきています。

神奈川大和阿波おどり

神奈川県大和市駅周辺の商店街が中心となって運営する神奈川県最大規模の阿波踊り祭

大塚阿波踊り

都内では高円寺に次ぐ観客動員数を誇る阿波踊り







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